人種のサラダボウルであるロサンゼルスには様々な文化背景を持つ人たちが生活をしています。
異なる文化を持つ人々との交流は、英語力アップに繋がるだけでなく、あなたの視野を広げるきっかけにもなるでしょう。
大都市だから経験できる異文化交流は、留学中に積極的に行いたいアクティビティの1つ。
ですが国が違えばコミュケーションスタイルも異なるというもの。
日本での常識が通用しないことも多々あります。
ということで、今回は異文化交流において知っておくべき点、異文化交流をすることにより得られるものについてお話していきます。
もくじ
異文化交流において大切なこと
まずは知っておきたい日本とのコミュニケーションの違いについて紹介します。
NGな話題をしない
これは語学学校の授業でも教えられたことですが『お金・宗教・政治』この3つについて話題にあげるのはタブーです。
特に信仰や政治についてはとてもセンシティブなトピックなので気をつけましょう。
日本の歴史を知っておく
他国の留学生はこれまでの歴史についてよく知っています。
それだけ自国に興味がある現れともいえますが、日本人留学生は他国生と比較するとこと点が弱い印象で、いろいろ聞かれたりすると答えられない、話題についていけないなんてことも。
歴史だけでなく日本がどんな国なのかパッと説明できるくらいの知識はあるといいですね。
自分の意見をもつ
上述と重複する部分はありますが、どのような話題に対しても自分の意見や考えをしっかり言えるようにしておきましょう。
『これについてどう思う?』
なんて話を振られることはよくあります。
毎回『わかんないや』は避けたいですね。
空気を読むなんてない
言わずとも空気で相手の感情を察知する。
アメリカでは通用しないのでご注意。
日本人はNoをあまり言いたがらない傾向にありますが、Yes/Noの意思表示はしっかりしましょう。
それでないと相手に伝わりませんし、違った解釈をされたりトラブルを招く可能性もあります。
Noと言うことが失礼ではなく『うーん』など、どっちつかずの反応をする方が相手にストレスを与えるということを覚えておいてください。
異文化交流をスムーズするコツ
次に異文化交流をする上でうまくやるコツについて話していきます。
積極性
留学したばかりのときなら英語に自信がなく、話しかけることをためらってしまいがち。
すごくわかりますが、限られた留学生活なのですから充実したときを過ごすためにも積極的に自分から話しかけられるようになりたいですね。
英語が完璧でなくても伝えようとする努力があれば、意外とわかってくれたりするものです。
ちょっとしたことでも褒める
積極的に話しかけるといってもどんな話をすればいいの…?
話題づくりに困ったら相手のどこか・何かを褒めるのもアリですよ。
『そのシャツ素敵ね。どこで買ったの?』
街中で知らない人にいきなりこんな感じで褒められたり、声をかけられる機会少なからずあります。
こういったところから会話が生まれたりしますからね。
レストランでは『それ美味しそう。何ていうメニュー?』
なんて聞かれたりするも日常の光景です(笑)
ささいなきっかけから話が弾んだりしますよ。
ハグはあいさつ代わり
日本ではハグをする文化がないので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
ですがアメリカではハグは挨拶のようなもの。
友人や家族、どのような関係でも普通にします。
はじめはぎこちないハグになりがちですが、不快感を与えないためにも自然な感じでできるよう心がけましょう。
違うことを否定しない
日本人でさえ考え方は千差万別。
それが世界スケールとなると同じような考え方の人間は自分以外にいるのかな?と思っちゃうレベル。
ですが自分と違うからといって『そうじゃない』と否定するのではなく、『そんな考え方もあるのか』というマインドを持ってみましょう。
何事も受け入れてみる、試してみる。
異文化交流をスムーズにするコツです。
異文化交流のメリット
冒頭でも少し触れましたが、異文化交流をすることでどんなメリットがあるのか挙げていきたいと思います。
世界が知れる
日本にいては触れることがないかもしれない『リアル』を知ることができます。
たとえば日本食といえば、寿司・天ぷら・ラーメンが有名どころかもしれませんが、日常的に食べているものは異なりますよね。
他国でも同様なことが言え、世間的に知られていることはほんの一部でしかなかったりします。
異文化交流はこれらのリアルを知れるよい機会なのです。
ちなみに意外にも?アメリカはヘルシー料理がたくさんありますよ(^^)
世界中に友達ができる
留学生は特に他国の生徒と交流を持てる機会に恵まれていますよね。
学校でできた友達と帰国しても繋がっていられ、お互いの国を訪問しあえる。
気づけばいろんな国にお友達がいる状況って素敵だと思いませんか?
視野が広がる
国民性の違いはどうしてもあるので、合わないな…と感じることもあるでしょう。
ですが関わらなければ知ることがなかったのも事実。
何事もポジティブに考えると、様々な国の人と関わりをもつことは文化や思考、環境、そして世界を知れる大きなチャンス。
いろいろなことを吸収することは自身の知識となるだけでなく視野も広がるなどメリットは多々。
まとめ
グローバル社会を生きるわたし達。
これからはいかにたくさんのモノに触れ、多くを吸収し柔軟な考え方ができる人間が活躍していくと信じています。
語学留学は単に英語を学ぶだけでなく、コミュニケーション力を養い、人生を豊かにするヒントを掴めるなどプラスが盛りだくさん!
英語レベルに関係なく、限られた時間を大切にし目一杯留学&異文化交流を楽しんでください。