ホームステイはしてみたいけど、どこの国が良いのか迷われているかと思います。
私もそうでした…。
憧れのアメリカ
○○なイギリス
○○ならオーストラリア
一体どこがいいのやら…という訳で選べない優柔不断な私は全部体験しちゃいました(^^)/
結果、どこの国もどれぞれの良さがあり、いずれもかけがいのない体験でした。
このページではその体験をお伝えし、皆さんの国選びや留学の参考にして頂ければと思います。
また、この国がベスト!と選ぶのは難しいですが、私なりの一番を最後に発表しますね。
是非、ご一読頂ければ幸いです(*^^*)
①ロサンゼルス(アメリカ)
②ロイヤルレミントンスパ(イギリス)
③シドニー(オーストラリア)
④オークランド(ニュージーランド)
もくじ
アメリカ、ロサンゼルスのホームステイ体験談
ロサンゼルスでは、ルームシェアを探す間の1か月だけホームステイを利用しました。すでに3か国ホームステイの経験がありましたが、それでも新しいファミリーの所に行くのはドキドキするもの。事前にどんなファミリーが暮らしているのか、その家の写真を見せてもらっていたので何となく想像できる部分もあったけど、やっぱり初めは緊張しました。
ロサンゼルスのホストファミリーについて
ロサンゼルスではフィジー出身のビッグマザー宅でホームステイをしました。20年も留学の受け入れをしているベテランのホストファミリーです。
マザーさんには30代の子供が4人いて、常に5~14名の留学生のお世話をするビッグママです。なんと私がママさんの家に到着した日に4人目の孫が生まるという驚きも!
一家は20数年前にロサンゼルスに移住してきたそうです。そのため留学生の心情もよく理解してくれて、つたない英語でもよく汲み取ってくれました。
ロサンゼルスのホームステイ体験談
ロサンゼルスにいながらフィジーの文化や生活が詳しく知れたことは非常に貴重な経験だと感じています。
興味深かったのは、生まれた赤ちゃんにインディアンの文化でお祝いするのを体験することができた点です。生まれて数週間の赤ちゃんのまつ毛にマスカラを塗り、髪の毛を全部そり落とす儀式です。
なぜ髪の毛を剃るのかというと、悪魔や悪いものは黒いものに寄ってくると信じられているからだそうです。各文化によって、赤ちゃんの健やかな成長を願う思いは共通でも儀式はそれぞれなんだなと感じました。
フィジーから親戚も来て盛大なパーティでしたよ。
ホームステイで驚いたこと、カルチャーショック
ロサンゼルスにホームステイして意外だったのは、アメリカの食事はきっと脂っこい食事と砂糖たっぷりのデザート、飲み物はコーラかソーダだと思っていたのですが、量も多くなくデザートはほぼ出ないし、ジュースもほとんど出ないのです。
イギリス・オーストラリア・ニュージーランドにホームステイした際は毎夕食後に必ずデザートが出てきていましたが、アメリカはイメージに反して食事に気を付けているのかなと感じました。まあ、家庭にもよりますが…
今までのホームステイと違うのは、ここにステイしている留学生全員がホストマザーのことを「Mama」と呼ぶんです。今まではホストファーザー、ホストマザーのことは彼らのファーストネームで呼んでいたので新鮮でした。
ロサンゼルス、ホームステイの感想
やはりロサンゼルスは「人種のサラダボウル(様々な人種が混ざっているという意味)」と言われているだけあって同じアメリカ人でも様々なバックグラウンドを持った人達が生活しています。
彼らの話を聞いていると、遠い国の話だと思っていたことが身近に感じられるようになり、新たな興味をかきたてられ自分の中の世界が広がりました。
自国を離れ目的に向かって移民してきて、数十年ロサンゼルスに暮らし続けてみて感じることや暮らしの知恵など、その経験があるからこそ留学生の気持ちに寄り添える部分も多いと感じました。
イギリス、レミントンスパのホームステイ体験談
高校3年の夏、修学旅行としてイギリスのロンドンから約2時間離れたロイヤルレミントンスパに2週間のホームステイをしました。
当時、日本ではハリーポッターが大人気でした。実際に撮影されたロケ地を巡ったり、大英博物館に行って歴史の授業で習ったロゼッタストーンを実際に自分の目で見たりして、世界が身近に感じられとても感動したことを覚えています。
イギリスのホストファミリーについて
ホストファミリーはママと小学4年生の男の子、5歳の女の子がいる家庭でした。私が高校生だったこともあり、学校へ送り迎えをしてくれ、毎日ディナー後はみんなでテレビを見たり、歌を歌ったり家族と同じように接してくれました。
同時期に日本のクラスメイトも一緒にお世話になっていたのですが、お家の中では極力日本語は話さないよう努力はしましたよ。
『ステイ先に日本人がいない方がいい』というリクエストを受けることもありますが、もし日本人がいたとしてもお互い日本語を話さないよう心がければ英語環境は作れるな、と身をもって感じました。
イギリスのホームステイ体験談
休日はたくさんホストファミリーと過ごせました。ホームステイ先の近くにはウォリック城というお城があり、近代まで貴族の末裔がお城に住んでいた!なんて話も聞くことができました。現在は一般公開されているため、休みの日にそこへ行き、ホストファミリーと中庭でスコーンなどのお菓子と紅茶をいただきながらゆっくり会話を楽しむ「アフタヌーンティー」の文化に触れられたのが印象的です。
ホームステイで驚いたこと、カルチャーショック
初めての海外だったため、ブリティッシュイングリッシュというものが他と比べてどう違うのかよくわかりませんでしたが、今思い出すのはホストファミリーの口癖です。よく”Fine, OK"などの意味で”Lovely"と言っていました。アメリカではあまり聞いたことがないので、イギリス英語に触れる機会はとてもいい経験になりました。
びっくりしたのは、1日2回、男の子のティムが家族全員分の紅茶を入れて持ってきてくれることです!毎朝紅茶とビスケットを部屋まで持ってきてくれ起こしてくれるんです。
毎晩10時にも紅茶とビスケットを出してくれるのが日課で、すっかり紅茶好きになりました。レミントンスパはガーデニングの文化もすばらしく、ご近所さんのお庭は国花であるバラやいろんなお花を植えて手入れされていて綺麗な印象が残っています。
イギリス、ホームステイの感想
多くの女性や子供連れが同じようにアフタヌーンティーを楽しんでおり、日本との余暇の過ごし方の違いを感じました。お城で紅茶を飲んでいるとなんだか最高の気分になるんですよね。「私も大人になったらこんな休日を過ごしたいな」と強烈な憧れを抱きました!
初めての海外で不安いっぱいだった留学ですが、2週間の最後の方にだいぶ聞き取れるようになりましたよ。この経験のおかげでもっと海外を知りたい!というモチベーションが高まりましたね。
ニュージーランド、オークランドのホームステイ体験談
大学1年生の冬、大学の掲示板に貼ってあった広告を見て、初めて一人で海外に行く決意をし、1か月の語学留学をしました。夏からアルバイトをして貯めた40万円をはたいて気合を入れて申し込んだことを覚えています。
ニュージーランドのホストファミリーについて
ニュージーランド・オークランドのホストファミリーは両親と4人の子供のいる賑やかな家庭でした。
到着早々、小学3年生の男の子、小学1年生の女の子、3歳の男の子、1歳の男の子が出迎えてくれ、学校ごっこをしてくれました。どこの国も女の子がませているのでしょうか、女の子が先生役となり我々は生徒役としてビシビシ鍛えられましたよ(笑)
ニュージランドのホームステイ体験談
ステイ先には子供たちがいるおかげであまり緊張することなく打ち解けることができました。一番の友達になったのは3歳のウィリアム。部屋によく遊びに来て遊んでくれ、毎朝私が語学学校に行くために家を出ようとすると「Bye Don't miss the bus」と乗り遅れないよう心配してくれていました(^▽^)/
当時ブラジル人の女の子も滞在していたのですが、一緒にクラブへ行ったのもいい思い出です。
ホームステイで驚いたこと、カルチャーショック
家族の一員として何か家事をお手伝いしたいと申し出て、女の子のジェニーと私はディナー後の皿洗い担当になりました。日本でもあまり家の手伝いをして来なかった私ですが、しっかり洗おうと一生懸命お皿を洗っていたのですが・・なんとホストマザーが「水で洗い流さなくていいわよ」というのです。
「え?なぜ??」と聞くと「ニュージーランドの洗剤は食べられるから」と言われ、そんなことがあるのかとびっくりしました。お皿は洗剤で洗ったらそのまま水切りし、乾燥したらしまうというのがニュージーランド流とのことで、大きな文化の違いに触れられました。
ニュージーランド、ホームステイの感想
一緒にショッピングをしたり羊を見に行ったりとコミュニケーションをたくさんとってくれる素敵なファミリーでした。特にパパさんが毎日新聞の読み聞かせをしてくれたのもリスニングのいいレッスンになりましたよ。ニュージーランドでは温かい家族と過ごせたので、何だかほっこりしたホームステイでしたね。
オーストラリア、シドニーの短期ホームステイ体験談
大学3年生の夏、韓国の大学に1年の交換留学中だったのですが、夏休みが2か月もある…
何かしよう!と思いたち、友人が留学中だったオーストラリアに1か月滞在しました。友人がステイしていたホストファミリーが私を受け入れてくれ、シドニーにホームステイすることができました。
シドニーのホストファミリーについて
ホストファミリーはホストマザーと5歳の男の子と3歳の男の子でした。男の子たちはやんちゃ盛りでホストマザーに「早くお風呂に入りなさい!」など毎日怒られながらも、家族はとても仲がよく子供たちも外国人の私に対して分け隔てなく接してくれました。
シドニーのホームステイ体験談
オーストラリアのホームステイでは毎日ディナーの際はワインを出してくれました。ホストマザーがワイン好きということもあったのですが、おいしいワインもオーストラリアではスーパーで安く売ってるのよと毎日いろんなワインを飲ませてもらいました。
おかげでワイン好きになってお土産にもしましたよ。また、伝統料理のミートパイも最終日に作ってくれて秘伝のレシピも持たせてくれました!今でも『ここぞ!』という時はこのミートパイを作ります(笑)
ホームステイで驚いたこと、カルチャーショック
大きく違うなと感じたのは、就寝時に親とは別室で子供たちが寝ていたことです。5歳と3歳といえば日本ではまだ親と一緒に寝る年頃ですが兄弟だけで寝ていました。
オーストラリアならではの体験がしたい!と思っていたところ、ホストファミリーと会話をしていたらびっくりすることを耳にしました。
「オーストラリアでは、ワニ・カンガルー・ラクダの肉を食べる?!」
ステイ先の家庭では牛・豚・鶏以外のお肉は出てきませんでしたが、スーパーでも「ルーミート」と言ってカンガルーの肉が普通に売られているそうです。「レストランで普通に食べられるわよ」とアドバイスをもらい、ワニ・カンガルー・ラクダも挑戦しました!
どの肉もステーキにされていて、見た目は全く普通のステーキのようでした。カンガルーの肉は少し臭みがありパサパサしている感じがしましたが、言われなければワニやカンガルーだとは気づかないレベルでしたね。
シドニー、ホームステイの感想
やっぱり何と言っても食事面でその国ならではの経験ができ、異文化に触れられたことが大きな収穫でした。最近では日本でもオーストラリア料理屋さんなどで珍しいお肉を食べることができるようになりましたが、当時はいろんな人にこの体験を自慢してまわりましたよ(*^^*)
ホームステイ、私の選ぶおすすめの国
本当どこの国も素敵なホストばかりで1番を選ぶのは難しいですが、
1.他の国では出会えないようなバックグラウンドや文化・経験を持ったホストファミリーと出会えた
2.人の個性を尊重しあう文化が素敵、自由感が半端ない(自由ですが全ては自己責任ですよ)
という点からマイベストはロサンゼルス!
なので今もロサンゼルスに住んでいます(*^^*)
皆さんもホームステイをして是非、たくさんのことを経験してみてください。
ロサンゼルスのホームステイなら..
ロサンゼルス留学情報館ではロサンゼルスのホームステイを紹介しています。
通常のホームステイ紹介会社との違いはホストを選べるということ。
⁻学校から近いところ
⁻子供がいるところ
⁻ペットがいないところ
などなど、リクエストもだして頂けます(*^^*)
【2019年1月29日更新】