さて、今回は英語のクイズから始めます。
「I am a college student.」
旅行で日本に来ていたサラに、普段は何をしているのか聞くと、上記のように返ってきました。
さて、サラは、短大生なのでしょうか?大学生なのでしょうか?
・・・
答えは、どちらの場合もあり得る、というのが正解です。
1.アメリカの大学の種類
アメリカには、コミュニティカレッジ、リベラルアーツカレッジ、州立・私立大学、専門大学など、様々な種類があります。
卒業までにかかる一般的な年数で考えるとわかりやすいのですが、コミュニティカレッジは2年、リベラルアーツカレッジや州立・私立大学は4年、専門大学は分野に応じて1年半~8年かかるといわれています。
2.英語でいうCollegeとUniversityの違い
画像引用元:https://www.usnews.com/best-colleges
アメリカで、会話の中で大学、大学生、といった話をする時には、「University」よりも「College」を使う方が多いです。
大学ランキングなども、「America's Top Colleges」「Best Colleges」というように、「College」が使われています。
その中には、決してコミュニティカレッジや短期大学だけでなく、ハーバード大学やスタンフォード大学、UCバークレーなどの四年制大学が上位を占めています。
四年制大学も、〇〇 University、や University of 〇〇、という名称の大学もあれば、〇〇 Collegeという名称のところもあります。
3.College=短大?
四年制大学に比べて、卒業までに取得しなければいけない単位数が少なく、フルタイムで出席しきちんと好成績を取っていれば、約二年で卒業できる仕組みになっているのが、コミュニティカレッジ(Community College)です。
日本でいう短期大学と少し似ている部分があります。
コミュニティカレッジ(Community College)を指してCollege、という場合も確かにありますが、上記でお伝えしたように四年制大学を指す場合もあります。
ただ、「University」に関しては、総合大学、という認識で、大学院コースがあったり、専門的な分野を学ぶことのできる大学を指します。
というと、Collegeと名称につく四年制大学はUniversityに比べてレベルが低いようにも感じますが、決してそういったことではないです!
4.アメリカで取得できる学位
高等学校以上で大きく分けて、以下4つの学位が取得できます。
- コミュニティカレッジ(Community College)卒業:Associate's Degree(準学士号)
- 四年制大学卒業:Bachelor’s Degree(学士号)
- 大学院課程修了:Master’s Degree(修士号)
- 博士課程修了:Doctor’s Degree(博士号)
5.まとめ
いかがでしたか?:)
弊社では、アメリカでの進学をご希望の学生様のお手伝いをしています。お気軽にお問合せください!
【2022年7月24日更新】