名門UCLAの大人気キャンパスツアーに潜入！見どころ解説

先日UCLAの大人気キャンパスツアーに参加してきました！

UCLAといえば言わずと知れた名門校で、ロサンゼルスのウエストウッドに広大な敷地の校舎を構えています。その広さはなんと東京ドーム36個分！
その広大な敷地を全て見て回るのに、なんと2時間は軽くかかります...!

キャンパスツアーには現役UCLA生の専属ガイドがついてくれるので、UCLA入学を夢見る高校生、カレッジ生から特に大人気！
アメリカの東海岸や内陸、さらには海外からと、世界中から参加者が集まりツアーはいつも満員です。
UCLA Extensionの授業も校内で行われたりするので、UCLA Extensionの入学を目指す方にもとってもおすすめです。

そこで今回は、キャンパスツアーの予約から実際のキャンパスツアーの詳細まで、キャンパス内の写真を交えながらしっかり解説していきます：）

キャンパスツアーの予約の仕方は？

キャンパスツアーは完全予約制です。
以下、ガイド付きキャンパスツアーの予約の取り方を解説します！

1. UCLAの公式サイトを開く

UCLA公式サイト

2. 検索欄で"UCLA campus tour"と入力

画面右上の虫眼鏡マークをクリックし入力します。

3. リンクを開く

一番トップのリンクをクリック。

4. Campus Tours欄の"Schedule your on-campus tour"をクリック

5. 日付と時間を選択する

写真では12日を選択しています。日付を選択すると写真のように時間を選択できるようになります。
ツアーはほぼ毎週平日の10:15AMと2:15PMに開催されます。どちらか選択しましょう。

6. 必要事項を入力する

日時を選択したら必要事項を入力します。
入学希望の学生さんはProspective Student、親御さんの場合はOtherを選びます。

現在同じグループでの予約は予約者を含め最大で3人までとなっております。
Number of additional visitors in you partyに同伴する方の人数を入れましょう！

7. 予約完了！

8. メールをチェックする

最後に、登録したメールアドレス宛に予約確認メールが届いているか確認しましょう。
当日のパーキング情報、集合場所への行き方、予約キャンセルリンクなどが載っています。

いざ、キャンパスツアーに参戦！

ここからは集合場所への行き方や実際のキャンパス内巡りを写真とともにご紹介します！

集合場所への行き方

車で来た場合を想定して、パーキングの止め方から集合場所までの行き方を解説します：）

駐車場は、P8かP4がゲストパーキングとなっています。今回はP8を利用しました！
Westwood Blvdからキャンパス構内のWestwood Plazaという道路に入り、そのまま進むとP8のサインがありますので、そこを左折します。

ずっと進み、屋上フロアまできたら駐車場に入りましょう！屋上フロアがゲストパーキングになっています。
機械で料金を支払い、レシートをダッシュボードに置いたら準備OK。
早速、星印のある集合場所"ACKERMAN UNION"へと向かいます。

※2023年6月時点で$14の駐車代がかかります。

駐車場を出てStrathmore PlazaとWestwood Plazaの交差点を渡り、遊歩道を歩いていきます。
真っ直ぐ行くと、右手にUCLA Storeの入口が見えるので、そこから中に入りましょう！
集合場所の"ACKERMAN UNION"はUCLA Storeの上の階にあります。

UCLA Storeの中に入ると、日本でも馴染みのあるUCLAのロゴが入ったグッズが所狭しと並んでいます。これらは全て本場で売っている公式グッズで、ここでしか手に入らないものもたくさん。なかなかテンションが上がります...!
と、はやる気持ちを抑えてお土産は後でのお楽しみ。集合場所に向かっていきます。
ショップ中央にある階段から上の階に上がりましょう。

上の階に上がったら、UCLA Tourの青い看板を探しましょう。
Campus Photo Studioのとなり、Bruin Health Pharmacyという薬局の向かい側にあります。

同じフロアを見渡してみると薬局やフォトスタジオだけでなく、Panda Expressなどのレストランや郵便局まであり、本当にここは大学内なのかと思うほどの設備で驚きます...!

この大きな絵が目印です。

絵に向かって左後ろに受付があるので名前を伝えてチェックインしたら、いよいよツアーに参加です！

オリエンテーションに参加

ツアーの最初は30分ほどのオリエンテーションを聞きます。
チェックインを終えたら、隣の大きなホールに案内されるので、席を確保して開始を待ちましょう。

オリエンテーションが始まったら、司会の方がUCLAのコースや入学時期、クラスの人数など学校についての概要をスライドを使って説明してくれます。
時折冗談を交えながら話してくれるので楽しく話を聞くことができました！
オリエンテーションの最後には質疑応答の時間もあるので、質問がある場合はここで聞きましょう：）

オリエンテーションの最後に現役UCLA生のガイドの方が入ってきて、自己紹介をしてくれます。
1グループガイド1~2人につき参加者15~25人で、３グループくらいに分かれ誘導に従ってホールを後にします。ツアーは家族で参加されている方が多かった印象。

キャンパス巡り開始！

オリエンテーションが終わったらガイドに続き外へ出ます！

UCLAの前で集まり輪になって、進学希望の学生さんたちの自己紹介が始まりました。
学生さんたちが一歩前に出て、名前、どこから来たか、希望の専攻、Spirit Animal（自分を象徴する動物）などを紹介。アメリカの学生さんは本当に積極的で、自ら前に出て自己紹介する姿が印象的でした。
もちろん、強制ではないのでご安心下さい：）

ツアーが始まり、UCLAストアの脇の道を登っていきます。
この道は、新学期になると新入生歓迎で賑わいます。
たくさんの学生団体がブースを構え、新入生を歓迎するんだそう。
歓迎ムードの中新入生が歩いている光景が頭に浮かびます：）

キャンパス内の至る所に掲げられた"GO BRUINS!"のフラッグが目を引きました：）

アメリカの大学にはイメージカラーやイメージキャラクターがあることが多く、UCLAは黄色と青をイメージカラーとして、Bruinという大きな熊がイメージキャラクターとなっています。UCLAのバスケチームや他のスポーツチームもこの名を掲げて戦っています！

右手に見えるKerckhoff HallとMoor hallの間の道を進みます。Kerckhoff Hallはゴシック様式の歴史ある建物で、写真の裏手には、パティオがあるコーヒーショップがあります。
ここで定期的に生徒の制作物などを発表し合うタレントショーを開催するそうです：）

左手にはMoor Hallがあります。この建物は、学校内で一番大きい大講義室を構えているそうです。

先に進み、Mathematical Scienceの建物へ移動します。ここは数学専攻や天文学など、理数系の専攻をとる学生さんのための校舎です。
この建物は中央が大きな庭になっていて、建物が四方を囲うような形になっています。
両隣にはEngineeringの建物と、Geologyの建物などがありこのエリアは理系の建物が集まっています。生徒が広大なキャンパスを走り回る必要がないよう、できる限り同じ分野の建物は同じエリアにまとまっているそうです：）
実はこの写真にも見える建物屋上の球状のものは、プラネタリウムだそう！

来た道を少し戻り、左手に噴水が見えてきました。
ここから先は文系のエリアに入っていきます。

ここでUCLA学生のガイドさんの小噺↓
新入生はまず、この噴水の水をすくって額につけることでBruinsの洗礼を受けます。そうすることでBruinnismをその身に宿すのだとか...!
この噴水にはFinal Examが終わるまで一度たりとも触れることは許されず、もしも触れた場合はさらに４年間UCLAで過ごさなければならない呪いがかかかります。
Finalの後に触れることで、晴れて卒業した証になるそうです（笑）

信じるか信じないかは、あなた次第です、、、（笑）

噴水の右手には"The Evelyn and Mo Ostin Music Center"という建物があります。ここはMusic専攻の生徒が主に使うのですが、2014年に完成した比較的新しい建物です。
有名な建築家によって建てられただけあって、独創的な見た目がとても新鮮でかっこよかったです...!
内部もアーティスティックな作りになっていて、学生さんたちの制作意欲が掻き立てられそうです。

Dickson Courtという庭を抜けて、キャンパスの一番奥にある映画やアートの建物がある方へ向かっていきます。

途中、School of Lawという法学科の建物を通るのですが、なんとちょうど法学部の学生さんたちの卒業式に遭遇しました！
UCLAは全体の学生数が45,000人と非常に多いので、卒業式は基本的に学部別に違う場所で行われます。法学科は建物隣のDickson Courtにて卒業式が行われていました。

列になって歩くガウンを着て帽子を被った卒業生の、誇らしげな顔がとても印象的でした：）

さて、Dickson Courtを抜けると現れたのは、Eli and Edythe Broad Art Centerというアート専攻と建築専攻の学生さんたちが通う建物。
この建物は名前にある通り、ダウンタウンLAにある有名な美術館、THE BROADの創設者であるEli and Edythe Broadという夫婦による多額の寄付金によって建てられたそうです。
UCLAの学生さんがその分野の第一人者からも期待されている証拠ですね。

見た目はとても個性的なのですが、内部は白い壁でとてもシンプルな作りになっているとのこと。
ギャラリーはありますが、生徒が作業をする場所には絵画などは一切飾られていないそう。これは、学生さんたちの創造力を他の絵画が邪魔しないようにするためなんだとか。
独創性をいかに大事にしているかが伝わってきます！

向かいには、School of Theater, Film & Televisionという、映画や舞台を専攻する学生さんのための校舎があります。
建物内にはシアターがいくつかあり、実際に全米の映画館で上映される映画のスクリーニング（試写）が行われることもあります。

試写の後に行われる意見交換では、Get OutやNOPEなどで有名な俳優、Daniel Kaluuya(ダニエル・カルーヤ)が学生に混ざって参加していたなんてことも。
また、有名な脚本家や監督が脚本を見せにくることもあるそうで、一度できた脚本を学生の意見を受け全く別のものに変えたということもあったのだとか。
さらにさらに、在学中に書いた脚本などは全て学生自身に著作権が与えられるそうで、在学中に映画監督からスカウトを受けるなんてこともあるそうです。

ガイドさんの話に逐一驚かされましたが、実際に第一線で活躍する俳優や脚本家も意見を聞きにくるのが、UCLA学生さんの能力を裏付けますね。

さて来た道を少し戻り右手に見えてくるのが、かの有名なRoyce Hall(ロイスホール)です！

1929年に創設された大きなコンサートホール。ここで卒業式が行われることもあります。
かつて有名な学者たちが演説した場所でもあり、アインシュタインもそのうちの一人。

側から見ると左右対称に見えますが、よく見ると非対称な部分が全部で52個あるそうです。
この建物を建てた建築家がとても熱心な宗教家で、神以外は完璧にはなれないと考えていたため、意図的に不完全な部分を残したのだとか。徹底さがすごいです。。。

間近で見ても、大迫力で美しいです。

向かいには、Powell Libraryという図書館があります。UCLA構内にはたくさんの図書館がありますが、この図書館が一番大きいです。キャンパスの中心地にあるため、ここを利用する学生さんが多いそう。
こんなかっこいい図書館で勉強してみたいものです...!
試験期間中になると、24時間開放されるため、夜遅くまで勉強に励む方がたくさんいます。

Royce HallとPowell Libraryの間を抜けると大階段があります。ここもまたUCLAの名物スポットです。写真では見えづらいですが大きな階段で、写真に見えている部分は全体の3分の1ほどです。

左右には芝生が広がり、学生さんたちが寝転んだり、友達とランチを食べたり、気持ちよさそうにくつろいでいました！
映画のロケ地としても有名で、過去にはたくさんの映画の撮影が行われています。

長い歴史を持つUCLAにはたくさんの言い伝えがありますが、実はこの階段にも一つ少し不気味な話があります。
この階段の名前はJanss Stepsと言うのですが、名前の由来になったJanss兄弟はこの階段の６段目に埋葬されており、６段目を踏むと幽霊を見るのだとか。
だからUCLAの学生さんは入学オリエンテーションの際に６段目を飛ばすように説明を受けるそうです（笑）

この大階段にて、UCLAツアーは終了となります！

まとめ

さて、いかがでしたか？

長い歴史を持つUCLAですが今回ツアーに参加してみたことで、たくさんの言い伝えがあったり、創設者の名前が入った建物にも一つ一つ物語があったり、、、インターネットの中だけでは見つからない魅力的な情報をたくさん手に入れることができました！

キャンパスツアーはそういった面でも学校の雰囲気を知るとても良い機会となります。

とは言っても、説明は全て英語なのでちゃんと理解できるか不安、、、
という方もいらっしゃると思います。

弊社では、UCLAを含めLA近郊の大学を巡るキャンパスツアーを提供しております！
UCLAに限らずお客様のご希望のキャンパスをご案内いたします。
弊社日本人スタッフが送迎からキャンパス構内巡りまでご案内いたしますので、英語に不安が残る方でも安心です：）
下記よりお気軽にお問い合わせください。

【2023年6月28日更新】