チップ文化のアメリカ。日本人にとっては馴染みがないので、『どこで』『いくら』『どのように』チップを払えばいいのだろうと悩んだことの人もけっこういるはず。
そんなお悩みを解決すべく今回は【チップを払う場所】【チップの相場】【払うタイミング】【支払い方法】この辺りを説明していきます。
面倒なチップ計算も簡単にできてしまう方法もお伝えしますので、是非最後までご一読ください(*'ω'*)
チップとは?
チップはサービスに対する感謝の気持ちです。サービスを受けたらチップを払うようにしましょう。ですが最近のレストランではサービス料金が合計金額の中に含まれていることがあります。もしサービス料金がチャージされていたらチップを払う必要はありません。
お会計のレシートに【Service Charge】と記載されていたら、サービス料金がすでに合計金額に含まれているということなります。この場合はチップ不要となります。
チップの不要な場所がある!
▪コーヒーショップ
▪レストランでのテイクアウト
この3つはチップ不要の場所。
なぜでしょう??
基本これらのお店は注文したものを自分でとっていくので、特にサービスを受けたことにはならないから。
レストランの中で食事をする場合は、サーバーさんがお料理をテーブルまで運んできてくれるので、これはサービスを受けたことになる。ですのでチップを渡す必要があるということですね。
チップが必要な場所
▪美容室
▪ピザなどのデリバリー
▪ホテルのメイド ※1
▪タクシー ※2
※1 チェックアウト時にお部屋の枕元などに$1-5置いておくのが一般的
※2 Uberの方が便利なのでタクシーを利用する人はあまりいません
チップの相場と注意点
料金に対しての15%‐20%が相場。ビバリーヒルズにあるような高級レストランに行った場合は20%くらい置くといいでしょう。
サービスがものすごく悪いとチップを払いたくない気持ちになりますが、それでも10%を切るのはオススメしません…。
『どうしてチップがこんなに少ないの?』とレストランのサーバーさんから言われた…なんて話も聞いた事ありますのでチップの額には注意しましょう。
時給があまり高くないサーバーさんの稼ぎどころはチップなので、わからなくもないですが…。
チップの支払い方法、渡し方
お会計の際にチップを渡しましょう。現金もしくはカードでチップの支払いをします。
レストランの場合、テーブル会計が一般的。現金の場合はチップを含めた金額をテーブルの上に置きお店を出ます。サーバーさんが取りに来るのを待つ必要はありません。『現金で払いたいけどチップ用に細かいお金がない…』この場合は多めに支払い、もらったおつりの一部をチップとして後からテーブルに置けばOK。念のためにおつりが欲しい時は『Change Please』と言うのもいいですね。
カードでの支払いはお会計がきたらサーバーさんにカードを渡します。その後、サーバーさんが決済をしてレシートを2枚持ってくるので、1枚は自分の控え、もう1枚がお店用。チップと合計金額は空欄になっているので自分で書き足します。チップを書き込んだレシートをテーブルに置いてお店を出ます。
私はあまりやりませんがカードで支払って、チップを現金で渡すなんてこともOKです。
チップの簡単な計算方法
面倒なチップ計算…。これをすぐに算出できる方法があります。それは…チップ計算アプリをとること!色々なアプリがありますが【tipcal】はチップを1%単位で設定でき、合計金額もすぐ出してくれます。また割り勘した場合、1人あたりのチップ込みの金額も瞬時にわかりますよ(^^)
私もいつもお世話になっているアプリです。
まとめ
チップ不要のお店でもレジのところにチップボックスが置いてあったり、カードで支払う時でもチップを払うかどうかタブレットに表示されることがあります。店員さんが親切だった、気持ちの良いサービスをしてくれたなど感謝べき点があればチップを渡すのもいいですね。
現金持ち合わせがない…なんて時はカードで支払うのが便利です。
アメリカに来る際は必ずクレジット、デビットカード、もしくはキャッシュパスポートを用意しておきましょう。アメリカで銀行口座開設をするとデビットカード機能つきのキャッシュカードがもらえるので、こちらも使い勝手が良いですよ。
銀行口座は30分くらいあれば開設ができますし、即日でカードがもらえます。開設方法はこちらで詳しく紹介していますのでよろしければご覧ください。
【2018年9月4日更新】