ロサンゼルスでは運転免許取得がとっても簡単ってご存知でしたか??
DMV(Department of Motor Vehiclesの略称)と呼ばれる運転試験センターに行き筆記、実技試験をパスするだけで免許がもらえちゃいます!この数最短、2回!免許費用は6千円もかかりません!
もちろん車を買う予定がない人も取得可能ですし、何より身分証明証(ID)の代わりとして取得される学生さんもいるほど。留学したらぜひ取得しておきたいところですね(^^)/
ここでは2024年バージョンのロサンゼルスでカリフォルニア州の運転免許を取得する方法をお伝えします。
・どんな手順で免許取得ができるか
・必要な書類は何か
・試験内容はどんなことか
などなど答えていきます!
もくじ
カリフォルニア州の運転免許を取得するメリット
留学生がカリフォルニア州で免許を取るということは、沢山のメリットがあります。
②免許講習を受ける必要がない
③費用が安い
身分証明書(ID)として使える
ロサンゼルスでは頻繁にIDを求められます。買い物でクレジットカードを使うとき、お酒を買うとき、お店の会員になるときなどなど。ほぼ毎日といっていいほどIDを見せていると思います。
こんな時に免許証を持っていればIDになるのでとても便利です。パスポートを持ち歩く必要はもうありません。
免許講習を受ける必要がない
驚くことにカリフォルニアでは事前に受ける講習や実車練習はありません。ぶっつけ本番で筆記、実技試験を受けパスすれば晴れて免許証がもらえるわけです。(もちろん筆記勉強や実技の練習もしたほうがいいですがw)
こんな簡単でいいの??って思うほど。予約がうまくとれれば1か月くらいで免許取得も可能ですよ!
免許取得費用が安い
なんと$45で免許がとれます!7千円もしないという超破格!!日本でも書き換えができるので、カリフォルニアで初めて免許をとる学生さんも多くいます(^^)/
カリフォルニア州の運転免許取得までの流れ
先ほど、講習や事前の実技練習がないと言いました。では免許取得までどのような流れになるのでしょうか?それは大きくわけてこの6工程です。
-
- 申請に必要な書類を準備
- DMVで筆記試験
- 実車試験の予約を取る
- DMVで実車試験
- 合格証を受け取る
順番に各項目を説明していきます。
申請に必要なもの7つ
これが一番大変かも?といっても過言ではない書類集め。筆記試験を受けるには下記が必須となります。1つでも不備があると受験させてもらえないのでご注意!!
- パスポート
- 有効なビザ
- 入国証明書 I-94
- 入学許可証 I-20
- 試験費用 $45
- 自分の名前が入った現住所を証明する書類2通
- 予約表
I-94とは?
I-94とはアメリカへの出入国記録のことです。
I-94を忘れる人が本当に多いので、必ず持って行きましょう。I-94は以下のサイトで入手可能です。
I-94はこちら
必ずプリントアウトしなければダメです。スマホで見せても許してくれませんよ~。下記がI-94の見本です。
I-20とは?
I20は学校からもらった入学許可証ですね。下記のような写真のものです。
費用支払い方法
費用の支払いは下記の中から好きなものを選びます。
・小切手
・マネーオーダー
・クレジットカード(Visa MasterCard, American Express, Discover)
・デビットカード(Visa or MasterCard logo)
・デジタルウォレット(Apple Pay, Google Pay, Samsung Pay)
筆記試験は当日3回まで追加料金なしで受けることができますが、実技試験は落ちる度に$8別途徴収されます(>_<)
現住所を証明する必要書類の例
現住所を証明する書類2通を揃えるのが大変!
現住所が入っていれば何でも良いというわけではありません…(>_<)決められたカテゴリーの中から当てはまる2つを選択し揃える必要があります。学生さんであれば比較的入手しやすいのが【在学証明書】【銀行残高証明書】【アパートの契約書】【公共料金の請求書】になります。これらの書類に記載されている名前と住所が必ず2通とも一致していることが条件なのでこちらもお忘れなく。
筆記試験
過去には筆記試験の予約ができていたのですが、コロナ禍では予約ができなくなってしまいました。ただ現状日時の指定はできませんが、当日列に並ぶ予約はオンラインで可能です。
これをしておくことで現地についたら予約番号を見せるだけで、大行列に並ばなくて済みますよ。
予約なしで飛び込みで筆記試験を受けることもできますが、本当にすごく並びますので事前予約することをお勧めします!
オンライン予約の取り方
上記のリンクからDMVのTOP画面に行きます。【Appointments】をクリック。
次にGet in Lineへ。
QRコードからも入れますが、ここではその下にあるGet in Lineから予約してみます。
希望のDMVを選択。
サンタモニカDMVを選択すると、このときで14名列に並んでいると表示されました。
他のDMVと比較して列の少ないところを選ぶか、自分の番が来るであろう時間を予測し向かうのもアリですね。
ロケーションを決定したらGET IN LINEをクリック。
携帯番号を入力。
送られてきたコードを入れSUBMIT
こうして予約チケットが発行されました。
現地に到着したらこの番号を見せるだけでOK
日本語で試験を受けられるので、丸一日勉強すれば合格できるでしょう。今まで100人以上の筆記試験のお手伝いをしてきましたが、過去に不合格になったのは2人だけです。過去問題集はネット上でも拾うことができますよ。
過去問をネット上で拾うのが面倒くさい!という方は、弊社で運転免許サポートもしています。
筆記試験を受けるまでの流れ
筆記試験を受けるまでに他に済ませるべき手続きがあるので、順番に説明していきます(^^)/
筆記試験の受付
No appointmentと書かれている、長蛇の列ができている方に並びます(泣)
愛想の良くない事務員さんが対応してくれます(笑)これがアメリカだと思って我慢、我慢…。『筆記試験を受けに来ました』と伝えて、必要書類を提出します。
申込み申請
書類提出が終わると、申請に必要な情報を入力するよう伝えられます。この際も日本語を選択できるので特に問題はないかと思います。
申込書の入力が済んだら、さっき手伝ってくれた事務員さんの所に戻ります。このとき、わざわざまた並ばなくても大丈夫。おどおどせずに、割り込んで事務員さんの所に持って行きましょう。
整理券をもらうので、呼ばれるまでおとなしく椅子に座って待ちます。電光掲示板に自分の番号がついたら、指定された窓口へ行きます。
視力検査、支払い
名前を呼ばれたら費用$45を支払い、指紋を採取します。それが終わると目の検査です。
『Aの2行目を読んで』といったように指示されるので、その場所のアルファベットを全て読み上げます。
証明写真の撮影
視力検査が終わると、次は証明写真です。撮り直しなど殆ど無く、容赦無いのできちんと心の準備をしていきましょう。
緑の看板の前にたってパシャリとやります。そして、やっと、やっと筆記試験です。
筆記試験を受ける
申込み申請をした同じ部屋で筆記試験を受けます。オンラインですね。試験は30分くらいでしょうか。
筆記試験に合格したら?
見事合格すると、こんな感じの紙っぺらがもらえます。これは仮免許みたいなもの。カリフォルニアの運転免許を持ち、1年以上運転の経歴がある人を助手席に乗せれば、仮免許で路上の運転練習ができますよ。
左上にある、Yから始まる数字列が仮免許番号です。実技試験の予約をするときに必要な番号ですので、無くさないようにとっておきましょう。
ちなみに実技試験はオンラインで予約をとります。
運転練習を終えたら2回目のDMVへ行き実技試験です。これに合格すれば、晴れて免許取得となります!
ちなみにカリフォルニアの運転免許は18歳以上であれば取得可能ですよ。
実技免許取得までの流れは下記からご覧頂けます。
【必読】ロサンゼルス、DMVでの運転実技試験のすべて~合格ガイド完全版~
まとめ
日本ではあんなにたいそうな作業だった免許取得。ここロサンゼルスでは簡単に取れます。
しかし、いくら筆記試験を日本語で受けれると言っても、手続き自体は英語。必要書類を集めるのも大変だったりします。
確実、最短で免許を取得したい方は弊社でもお手伝いをしていますのでお気軽にご相談下さい。
【2024年3月21日更新】