ロサンゼルスのコミュニティカレッジをお探しですか?
このページではロサンゼルスのカレッジに留学・進学したい!という方に向けて現地から情報をお届けします。
- コミュニティカレッジ(コミュカレ)って一体何?
- どのコミュニティカレッジがあなたに合っているか?
- どうやって探すのか?
少しでも多くの疑問にお答えできれば幸いです。
ブログの最後に、全コミュニティカレッジの費用の一覧も入れておきますね。
もくじ
ロサンゼルスのコミュニティカレッジの特徴
- 入学しやすい
- 最短2年で卒業できる
- 授業料が比較的安い
コミュニティカレッジの大きな特徴といえる上記3つのポイントについて、説明します。
入学基準
アメリカの4年制大学は、日本の大学に比べて入学するのは簡単。卒業するのが大変。。。とよく言われますが、
実際のところそこまで簡単なのかというと、決してそうでもありません。
例えば、TOEFLで80点以上の取得が提出必要だったり、
成績、GPAが良くないと出願できなかったりなど、様々な入学基準が定められています。
それに比べ、コミュニティカレッジの入学基準はゆるやかなので、挑戦しやすいのが特徴です。
求められているTOEFLやIELTSなどの英語スコアも、4年制大学のものに比べて約半分で入学が可能です。
※学校によってはそれ以上のスコアを設けているところもあります。
詳しいスコア基準はブログ後半に↓↓
卒業までにかかる期間
「2年制の大学」ではありますが、
アメリカの大学は単位制なので、取得した単位数で、卒業時期が決まります。
多くのコミュニティカレッジはセメスター制(2学期制)です。
ですが、大半が夏と秋のセメスターの間に春と冬の短い”セッション”を設けています。
セッション中は、授業を履修してもしなくても良いのですが、
もちろん履修した方が早く卒業できるので、留学生は特に、授業を履修する方がほとんどです。
一般的にコミュニティカレッジは、60単位取得すると卒業可能。
4年制大学は単純にその倍の120単位。
卒業までにかける時間は自分次第なので、しっかり自己管理していく必要があります。
アメリカ人の学生でも、コミュニティカレッジとなると自分でお金を貯めながら、
学校に通う生徒も多く、働きながら2年で卒業する人は13%といわれています。
費用が安い
大学卒業後、学生にのしかかる借金は、アメリカでは社会問題。
40代を過ぎてやっと学費を返済し終わった!というのもよく聞く話。
コミュニティカレッジからの4年制大学への編入がごく当たり前の選択肢になっているのも納得です。
ましてや留学生となると、市民学生の払う授業料の3倍近くの授業料がかかってしまいます。
安部晋三 首相が通っていた、私立のUSC一年間の学費:$42,900
多くの人が目標に掲げる州立名門校UCLA一年間の学費:$42,217
サンタモニカカレッジ一年間の学費:$9,000
教材費等は入れずに表記しておりますが、1年でこれだけ違うと、大きな差額になりますね。
学生の特徴
もともとは、誰でも均等に進学できる機会を!ということでつくられた
地元民の味方 = コミュニティカレッジ
そのため、学生の人種構成はカレッジ周辺にあるコミュニティに大きく影響を受けます。
たとえば周辺にアジア系コミュニティがあれば、アジア系が多く集まり、
ヒスパニック系コミュニティがあれば、ヒスパニック系が多く集まります。
また、コミュニティカレッジ卒業後に行きたい4年制大学がすでに決まっている場合は、
その大学への進学率が高いコミュニティカレッジを目指してやってくる学生もいます。
卒業後の進路
コミュニティカレッジ卒業後は、下記で紹介する学位を得て、
そのまま4年制大学に編入する人、就職する人、キャリアチェンジをする人…様々です。
コミカレで取得できる学位
- 文系準学士号:Associate of Arts(A.A.)
- 理系準学士号:Associate of Science(A.S.)
この2つをまとめて、準学士号(Associate Degree)と呼びます。
上記でご紹介した学位とは別に、「サーティフィケイト」と呼ばれる、
"Certificate of Achievement"も多くのカレッジで取得が可能です。
こちらは短期間で取得できる学業修了証明書を意味し、学位ではありません。
これより上の学位を得るためには進学が必要となるわけですが、
より多くの単位の読み換えをするためにも、履修の際は必ず学校カウンセラーと相談しましょう。
コミュニティカレッジ選びのコツ
次に、キ―ポイントとなる学校の選び方についてです。
まず一番に確認したいのが、自分の勉強したい専攻がその学校にあるのか。
そこを確認すれば、あとはどの学校が自分に合っているか、です。
ロサンゼルスで人気のコミュニティカレッジ4校に絞り、
学校選びの基礎となるポイントに注目しました。
カレッジ名 | 学費/年 | 英語スコア | 特徴 | 学校詳細ブログ |
サンタモニカカレッジ Santa Monica College |
$9,048 | TOEFL: 45(iBT) IELTS: 5 |
サンタモニカにあるカレッジで、キャンパスはとても綺麗! ロサンゼルスのビーチ、都会にも程近いので退屈することはありません。 UCLAへの編入を目指す学生も多く、人種構成もバランスがとれています。 |
SMCに英語スコア免除で入学できる裏技はこちら! https://www.los-info.com/post-5615 |
エルカミノカレッジ El Camino College |
$8,280 | TOEFL: 45(iBT) IELTS: 4.5 |
トーランスに位置する学校なので、日本人コミュニティも近く、少し車を走らせれば日系スーパー、日本食レストランにも困りません。 人種構成は中国系の学生やヒスパニック系の学生が多いです。 |
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グレンデールコミュニティカレッジ Glendale Community College |
$7,585 | TOEFL: 45(iBT) IELTS: 4.5 |
治安の良いグレンデールに位置しており、落ち着いた雰囲気のコミュニティカレッジです。 車がないと少し生活しづらいかもしれません。 |
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サンタバーバラシティカレッジ Santa Barbara City College |
$8,784 | TOEFL: 60(iBT) IELTS: 4.5 |
5月上旬に発表された、コミュニティカレッジトップ50(Top 50 Best Value Community Colleges)にて、全米第1位に選ばれたのがこのSBCC! 卒業率や編入率の高さなどを基準に選ばれており、2019年以前にも多々受賞しています。 リゾート地でもあるサンタバーバラで治安は良好、カレッジから海岸線を臨むこともできます。 |
※学費は、1セメスターの間に課された最低取得単位数を履修した場合のお見積りです。詳しいお見積りはぜひお問い合わせください。
※保険料、テキスト代その他費用は別途。
※2021年12月30日調べ
まとめ
「アメリカに留学したい!」
そう思うきっかけが人それぞれ違うように、
その思いを実現する方法も、人それぞれです。
語学学校に通う。
日本の学校の制度を使い留学する。
アメリカの学校に直接、正規入学する。
・・・
いろいろな方法がありますが、
自分がやりたいこと、留学期間、予算、などによって
ベストな留学プラン、というものは変わってきます。
ここではロサンゼルスのコミュニティカレッジについてのブログを書かせていただきましたが、ご自身に本当に合ったベストなプランは何なのか?
現地で実際に体験し、現役の学生を身近で見守る私たちにぜひぜひご相談ください。
【2021年12月30日更新】