英語を勉強する上で、何から手をつけていいかわからない、、、
これは英語を勉強したいと思っている人の共通の悩みですよね。
文法を覚えるよりまず話す!という意見もありますが、結論から言うと僕は英文法こそ最初にマスターすべきだと思っています。
今は、インスタグラムなどでのフレーズ学習が人気で、地道な文法学習は遠ざけられがちです。
でも、ロサンゼルスで1年間留学後、アメリカで働く自分が自身の英語学習を振り返って見て受けた正直な感想は
やっぱ、文法わからんことには何も始まんないわ
でした(笑)
日本人は文法わかってるけど話せない。と言われがちですが、それは学んできた文法が実践的じゃなさすぎるから、これにつきます。
日本の学校ではアメリカで実践したら大学教授がしゃべってるのかと思われるくらい堅苦しい高度な文法を高校生とかで学ぶので、いらない文法ばかりをインプットしていることになります。
その文法のイメージとはここで一旦おさらばしてもらい、この記事では実際に使える”本当に必要な文法”についてお話しします。
そこで今回は英語の勉強を始める上で、なぜ英文法が大切なのか、僕なりの英語においての英文法の位置付けや、実践してきた勉強方法を共有できたらと思います!
もくじ
なぜ文法を最初に覚えることが効率的なの?
なぜうるさいくらいに文法文法言うかというと、
英文法は、話す、聞く、読む、書く、全てに通ずる基本だからです。
スポーツのおいてもルールがわからないとプレイできないように、英語に関わる全てにおいて英語のルール(文法)が必要になってきます。
逆にこのルールさえ覚えてしまえば自分で英文を作り出せるので、フレーズを一個一個暗記するより効率的に英語力を伸ばすことができます!ここが文法が重要だと考える大きな理由です。
そう、文法さえ覚えてしまえば、自分で英文法を作り出すことができるのです。
みなさんが日本語を話す時も、覚えたフレーズではなく、自分で単語を組み合わせて文を作っていると思います。
だから、英文法は非常に大切です
かしこまって英文法だけを勉強する必要はありませんが、インプットの勉強においては特に最初のうちは英文法を重点的に勉強することをおすすめします!
そこで、ここからは実際に僕なりの文法習得法を紹介していきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください^^
勉強法①まとめノートを作る
参考書や動画をみながら、もしくは授業を受けて、自分なりに理解した内容をノートにまとめていきます。
紙に書いてもPCでもOK。
この時に大事なのは、理解したことを誰かに教えるイメージで書いていくということ。授業で先生が生徒のためにかく板書を意識して、自分に向けて書いてあげます。
綺麗に書くこともそれはそれでいいのですが、綺麗に書くだけで満足してはいけません。
繰り返しますが大切なのは、理解したことを教えてあげるイメージ。こうすることで、受け身から自発的な勉強にシフトできます。
まとめノートを板書として、家族や友達に説明してあげることでも効率的に覚えられます。
常に先生になった気持ちで勉強するのがコツです!
勉強法②流れを意識して勉強
一括りに英文法と言っても、現在形、過去形、前置詞、冠詞など色々ありますよね。
英文法をどこから学べばいいのか、そもそもどんな文法があるのか、全体的にわからなくてモヤモヤしているという方も多いと思います。
そんな時は気になったもの片っ端から勉強していくより、具体的な勉強に入る前に自分がこれからどの文法を、どの順番で勉強するのかを明確にし、筋書きを立てて勉強するのが大切だと思っています。
なぜなら、
・今自分が何を勉強しているのか
・これを理解できると何がいいのか
・どの文法から手をつけていいのか
これらがわからないまま勉強すると、ゴールが見えなくて不安な上、モチベーションが上がらないからです。
スタート、今いる自分の位置、文法の全体像、ゴールを理解することで、効率的に勉強を進めることができます。
英文法にどんなものがあるのか全体像を掴むのにおすすめなのは、書籍です。今やYoutubeやWebページで無料で色々なリソースが見つかりますが、例えばyoutubeの動画だと、1つの動画の中では細かい文法にフォーカスしたものが多く、色々な動画を見ていってもどこがゴールなのか分からず迷子になってしまうことも。僕はまさに勉強を始めた頃はそうでした。
一方書籍は、一つの本に文法がわかりやすくまとまっていますので、その点おすすめです!
学ぶ文法と順番が明確になったら、それぞれの文法の補足として動画などを参考にするのも良いですね。
勉強法③自分だけの単語帳を作る
文法と並行して単語の数を増やしていくことも、とっても大切。ただ、普段使う英単語はシンプルなものが多く、同じ単語を使いまわすことが多いです。だから、難しい単語を覚える必要は、ほとんどありません。
目的によりますが、日常会話が問題なくできることを目的としている方は特に、自分だけの単語帳を作るのがおすすめです。
自分だけの単語帳とは、自分が勉強している中で分からなかった単語だけで作られた単語帳で、例えば授業中の先生の話や、映画の中などで分からなかった単語を単語帳に加えていきます。
特に授業中使う単語などは普段使い回しがしやすい単語が多いですし、映画の中だったら片っ端から加えていくとかなり膨大になってしまうので、これよく出てくるなと言った単語を単語帳に加えるのがお勧めですよ。
自分だけの単語帳を作るメリットは、
自発的に覚えたい!と思った単語だということと、その単語をどう言った場面で使うのかについても同時に頭に入れることができること。
だから本などで単語を学ぶよりずっと早く頭に定着します!
単語の数が増えれば増えるほど、こんなに覚えたんだとモチベーションにも繋がります^^
どの文法が最低限必要?おすすめの学習教材を紹介!
最初に僕は「文法をマスターする」と言いましたが、実は超絶難しい文法までマスターする必要はありません。
最初は日常会話で90%程を占める、簡単な文法を覚えてしまえばOK。
そこで、日常会話の90%を占める文法”きほんのき”が載っているおすすめの勉強教材を僕なりにピックアップしましたので、これからの勉強の参考にしてみてください
1. Essential Grammar In Use
文法が学習の金字塔とも言えるこの本。同じ著者でさまざまなシリーズがありますが、この本は特にEssential、つまり必ず必要な文法に特化した本なので初心者の方に特におすすめです!!
2. Ester’s English Grammer! by Shaw English Online
こちらはYoutubeのプレイリストになっていて、学ぶ順番に沿って番号分けされているので大切な文法を流れに沿って学べるのがポイント。
実際に画面を見て講義形式で学べるので、本は苦手、、、という方に特におすすめです!
3. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく
おすすめの中では唯一日本語の教材になります。僕は個人的に英語は日本語ではなく英語で学ぶ方が英語脳を作るために断然おすすめなのですが、どうしても英語の教材だとを読むことに時間と集中力が奪われてどうしても苦手、、、という方もいると思います。
そういう方向けに、こちらの本は日本語でもわかりやすく解説されているのでおすすめです!
リスニングなど他の勉強法についてや、留学経験者として英語学習に留学が必要なのかなどについても解説しているのでよければこちらも見てみてください^^
まとめ
さて、どうでしたか?
文法は地道で面白みがなく遠ざけられがちですが、これを機に”本当に必要な”文法の大切さが伝わればとっても嬉しいです!
文法は木で言うと根の部分に当たります。これがしっかりしているからこそたくさんの葉が生い茂って、立派な木になります。
英語を勉強している皆さん、逞しい木を育てられるようにお互い頑張りましょう!
【2024年2月6日更新】