いよいよ8月に差し掛かりロサンゼルスも夏本番!といった気候になってまいりました。
8月になると日本の夏休みに合わせて短期留学でロスへ来られるお客様が多くなるのですが、ロサンゼルスの気候についてちゃんと知っておきたい!というお客様も多いのではないでしょうか?
夏だけに関わらず、長期留学を考えている方でもパッキングの際にどんな洋服を詰めていけばいいのか迷う、、、という悩みをよく聞きます。
僕が留学した際も実際そうでした。1年間の留学で結局一回も使わなかった洋服もちらほら、、、
また、ロサンゼルスは大きく分けると砂漠地帯に位置しており日本と比べると気候もガラッと違うので、同じ気温でも体感温度がかなり違ってきます。
他にも洗濯に関する文化や、温度の表示方法(摂氏と華氏)が違うなど、服装を一つとっても違いがたくさん。
そこで今回は、ロサンゼルスの気候について皆さんの疑問を一挙にお答えします!
ロサンゼルス留学に役立つ情報ばかりなのでぜひパッキングの際に参考にしてしてみてくださいね^^
ロサンゼルスの気候は?
さて、ロサンゼルスと言って思い浮かべるのは、空いっぱいの青空、立ち並ぶヤシの木の前に広がるビーチ、、、なんて人も多いのではないでしょうか?
そう考えている人は大正解です!
国土のほとんどが温帯である日本と比べると、ロサンゼルスは沿岸部は地中海性気候、内陸部は砂漠気候となっていて一年を通じてカラッとしており、雨がほとんど降りません。
日本の年間平均降雨量1718mmと比べるとロサンゼルスは474mm。1年の90%は晴れというなんとも気持ちがいい気候なんです^^
もう一つ僕がロスに来て感じたのは、夜になると一気に冷え込むと言うこと。砂漠気候ということもあり、日中は陽の光で暖かく感じますが、夜になると夏でも上着が必要なほど冷え込むことがありますので注意してくださいね。
年間平均気温
気になる気温は?ということで年間月別平均気温を見ていきましょう
こちらを見ていくと、夏は東京と比べて全体的に若干気温が低くなっていて、冬は逆に東京よりも暖かくなっています。
日本と比べると四季がはっきりしていないので、年間を通じて気温差も日本ほど激しくないんですね。
はっきり言えるのは、1年を通じて日本よりもずっとずっと過ごしやすいということ。
ここからは季節ごとに詳しい気候を紹介していくので、留学時期に合った服装を選ぶ参考にしてみてください!
夏は暑い?
イメージだとカラッと晴れた空にビーチがあるということで夏はジリジリ暑いんじゃないかと想像する方も多いと思いますが、実は夏でも日本と比べると涼しくとっても過ごしやすいんです^^
月で言うと気温がグッと上がる7月から9月が夏のイメージ。平均気温では最高気温が25度を少し超える感じになっていますが、その時期は雨が全くと言っていいほど降らないので毎日はれで日差しがかなり強く、太陽の下にいると体感温度は3〜5度くらい上がるかなと思います。ですので、日中は半袖半ズボンで気持ちよく過ごせます^^
ロサンゼルスは日差しが本当に強いです。日焼け止めとサングラスは必ず持っていきましょう!
逆に真夏でも、日陰に入ってしまえばかなり涼しく過ごすことができます。カラッとした風が抜けると気持ちがいいです。
先ほども触れましたが、砂漠地帯ということで夏でも夜は気温がぐんと下がります。朝から夜まで外に出ている、なんて日は長袖のパーカーなどを持っておくのがおすすめです。
- 半袖半ズボンでOK!
- 夜は冷え込むので上着が必要
- サングラス、日焼け止めを忘れずに
冬は寒い?
さて、ここからは冬の気候を見ていきましょう。
簡潔にいうと、ロサンゼルスの冬は日本と比べてそこまで寒くありません!
冬でもとっても過ごしやすいです。
12月から3月にかけて平均気温が20度を下回るので、その4ヶ月を冬と考えたらいいかなと思います。
降雨量と一緒に見ていくと、日本では初夏から初秋にかけての夏の時期に雨が多くなりますが、ロサンゼルスはその逆。冬の時期に一番雨が多くなります。特に1月2月は1週間に数日は雨が降るイメージ。
それもあって、平均気温で見ると1月でも20度近くに上がりますが、体感としては雨や曇りの日はそこから3〜5度くらい下がり12〜15度くらいの体感温度となります。
僕は基本的に長ズボンに薄手のロングTシャツ、そこに厚手の上着を羽織るというスタイルです。
寒いことは寒いのですが、日本のようにホッカイロやマフラーをつけて歩くほどではないかな、といった印象ですね。
また、雨が多いですが傘をさしている人はあまり見かけません。と言うのも車に乗って移動することが多いのであまり必要ないと言う人が多いのでしょう。留学に来る方はバスで通学される方も多いと思います。外で待ったり歩いたりする可能性が多い人は、折り畳み傘を一つ持っていくのも良いと思いますよ^^
- 長袖長ズボン
- それに加えて厚手の上着
- 雨が降るので注意!
- 折り畳み傘を持っていくと○
春と秋はどう過ごす?
月で言うと4〜6月、10〜11月が春と秋になります。
春夏の季節は、太陽の日差しがポカポカ暖かいな〜と感じながらも、まだ若干肌寒い日が続きます。
日中は20度に達する日もあるので半袖で過ごせたりもしますが、1日の大半は薄手の上着を羽織って過ごすことになるでしょう。
僕は大体長ズボンに半袖、厚手の上着をはおる。もしくは長ズボンに薄手のロングTシャツ、そこにパーカーなどを羽織る感じが多いです。
- 日中は半袖を着ている人も多い
- 常に上着を持つことをおすすめ
- 細かい温度調節ができる服装が○
エリアごとに違う気候
さて、ここまでは季節ごとに過ごし方と服装についてお話ししました。それに加えて頭に入れておきたいことがもう一つあります。
それは、ロサンゼルスの中でも海岸沿いか内陸側かによって若干気候が違ってくるということ。
今まで触れていたのは海岸沿いと内陸の間をとった場所の体感イメージで、それぞれの特徴とエリアについては以下の通りです。
内陸:丘や平地で太陽の影響を受けやすく気温が高め。
海岸沿い:海からの風で涼しく気温も若干低い。
内陸エリア:ハリウッド、ダウンタウン、パサデナ、アナハイムなど
海岸沿いエリア:サンタモニカ、ウエストウッド、サウスベイ(レドンド、トーランス等)、ロングビーチ、ハンティントンビーチなど
特にディズニーランドやユニバーサルスタジオハリウッドは内陸エリアに位置しているので、夏は日差しが強くとっても暑くなります。日本よりも涼しいとはいえ、ジリジリと日差しが強いので夏のテーマパークはかなり堪えます、、、!必ず水分をこまめにとって、日陰で休みながら楽しんでくださいね^^
逆に夏でも海岸沿いは過ごしやすく、例えばビーチ沿いをショッピングしたり、ピアでベンチに座ってのんびりしていても汗をほとんどかかないくらい涼しく過ごせます。
気温換算方法
アメリカは、長さをメートル法ではなくマイルやインチなどインペリアル法で計算します。長さだけではなく、重さや気温など全てにおいて数え方が違うので最初は全くイメージがつかずかなり戸惑います汗
アメリカの気温の表示方法は私たちが普段使い慣れている摂氏(℃)ではなく華氏(°)なので、天気予報を見てもあまりピンとこなくて本当に困ります、、、
そんな時にパッと使える、華氏から摂氏への気温の換算方法がこちら!
僕は70°=20℃を基準に考え、そこから10°上下するごとに5℃上下すると覚えています。
ロサンゼルスでは90°を超える日は猛暑日といったイメージです。
繰り返しますが、10°ごとに5℃と覚えましょう!
おまけ:洗濯に関するあれこれ
日本では1日一回洗濯を回す家庭も多いと思います。アメリカでは洗濯機も大きいので1週間に一回まとめて回すと言うのが一般的。
また、天気はいいのですが外に干すのは一般的ではなく、洗濯物は乾燥機を使って乾かします。
ですので、洗濯は数時間で乾燥まで終わることが多いです。
アパートでは自分の部屋に洗濯機がないことがほとんどで、アパートの敷地内にある共同のコインランドリーを使うか、敷地内にない場合は近くにコインランドリーに行く必要があります。
1週間に一回とはいえわざわざコインランドリーに行くのははなり面倒、、、一人暮らしを考えている人は敷地内にランドリーがあるアパートを強くおすすめします!
一人暮らしでもホームステイでも、留学の際は最低1週間分の衣類を持っていくことをおすすめします^^
弊社では現地を知り尽くしたスタッフが家探しやホームステイのサポートもしています。気になる方はこちらも是非覗いてみてくださいね^^
まとめ
さて、どうでしたか?
気候一つをとっても違いだらけのロサンゼルス。賢くパッキングをすることでスーツケースの中身を有効に使うだけではなく、現地でも快適に過ごすことができます。
日本の気候で過ごしてきたみなさんにとっては、ロサンゼルスは天国か?と思うほど気候が穏やかなのできっと驚くと思います(笑)
かく言う私もロサンゼルスに移住した一つの理由はこの気候でした。
落ち込んだ心もこの青い空を見上げれば晴れること間違いなしです!ロサンゼルスに来た際はぜひ私たちに最高の留学にするお手伝いをさせてください^^
ロサンゼルス留学に関することはなんでも、質問お待ちしております。
更新日:2024年07月31日