今日はちょっと面白い情報です!
ずばり、保険なしでも無料(格安)になるロサンゼルスの病院を紹介します。
と言うのも、貧富の差が激しいここ、ロサンゼルスでは保険に加入したくてもお金がなくて入れない人がたくさんいます。
そんな低所得者の方向けに非営利団体が運営する病院がロサンゼルスにはいくつかあるのです。
このような病院では無料で診察が受けられ、たとえ費用がかかったとしてもかなりお安く済みます。
今日はそんな非営利団体用の病院を紹介するのと、一体、どのような診察をしてくれるのか、実際受けてみた感想をレポートしたいと思います。
もくじ
ロサンゼルスの病院費用はどれくらいかかるの?
アメリカに住んでいるとここの医療費の高さには毎回驚かされます。
ちょっとした検査で保険が適用されても、数百ドルかかることなんてザラ。保険に加入しないで、大怪我をした、病気にかかったなんてことがあればこれはもう大問題です(+o+)
では、医療費が高いとはいえ、どれくらい高額なのか気になるところですよね。
私の経験上で実際に請求された金額と診察内容をお伝えますと…
▪食中毒にかかり点滴3本⇒650ドル/約7万3千円(1ドル 112円換算)
▪歯の被せものが割れて1つだけ入れ替え⇒1,600ドル/約18万円
▪虫歯チェック⇒480ドル/約5万4千円
▪腹痛の為、救急病院で検査⇒17,000ドル/約190万円(緊急施設利用料、検査費のみ、ドクター代は別途)
▪婦人科検診⇒1,500ドル/約17万円
他にもありますがざっとこんな感じ。
私は多少の熱くらいじゃ、もう病院には行きません(笑)
保険で全額カバーされたものや、一部自費負担したものもありますが、無保険だったら本当恐ろしい( ̄ー ̄)
ロサンゼルスで無料の病院:Asian Pacific Health Care Venture
冒頭で述べたように無保険や低所得者向けの病院がロサンゼルスにはあります。
そのひとつがアジアパシフィックベンチャー。略してAPHCVです。
全ての診察が無料になるわけではありませんが、たとえ費用がかかったとしても、自己負担額は少額になることが多いです。
ただし診察は無料もしくは格安の分、待機時間は長いです。覚悟しておきましょう。
診察内容
- 一般診療
- インフルエンザ予防接種婦人科検診
- 妊娠検査
- HIV検査
- 乳がん
- 子宮がん検診
など幅広く診察しています。
予約方法
様々なプログラムがあるのでまずは電話で症状や、受けたい診察内容を伝えて無料なのか?費用がかかるならどれくらいになるのか?を事前に必ず確認をしましょう。
日本人スタッフがいますので、問い合わせは日本語でOK。無保険もしくは低所得を証明する為にパスポート、I-20は必ず持参しましょう。
住所・連絡先
http://www.aphcv.org
1530 Hillhurst Ave., Los Angeles, CA, 90027 US
TEL :(323) 644-3881月曜日 8:00-18:00
診療時間
火曜日 7:30-19:00
水曜日 7:30-17:00
木曜日 7:30-19:00
金曜日 7:30-17:00
土曜日 7:30-16:00
※土曜日は各月の第1土曜日から第4土曜日の診療となります。
※現時点のものなので、詳細はHPを確認してください。
無料の病院でも診察はしっかりしてくれるの?設備は大丈夫?
無料なのはいいけど、質はどうなの?これすごく気になるところですよね。安かろう悪かろうでは意味がありません…。
体験談。実際に診察を受けてみました
実は、私も保険が切れてしまい無保険だった時期に、この病院にお世話になったことがあります。この病院ではないのですが、上記のような非営利団体が運営するところで乳がんの検診を受けました。
結論、この時も診察費用は無料でした。
しかし乳癌の状況が状況だっただけにその場でマンモグラム、超音波の検査をすることになりました。さすがにこれも無料という訳ではないだろうと値段にはドキドキしましたが、その費用もなんと$50!
これが無保険の場合、数百ドルはします。しっかりと検査の疑いをしかりべき病院につないでくれましたし、私自身としてはとても助かったので本当に感謝しています。
英語が厳しいと診察内容が分からない
ただし、受付には日本人スタッフがいましたが、診察には入りませんのでご注意を。診察をしてくれたのは日本語を話さない医師です。
また検査はこの病院ではなく違うクリニックへ行くよう指示を受けました。検査を受けたクリニックでは日本人スタッフはおらずすべて英語。
医療英語はわからない用語がたくさんあるし、とても大切なことなのでやはり日本人医師のところで診察や検査を受けれるとベストです。診察とは関係ないことですが、通訳とかしてもらえる人がいると嬉しいですね。
まとめ
結論、英語に自信がある、また簡単な診察だけ必要であれば非営利団体の病院で問題ないかもしれません。
ですがしっかりとした診察、治療を受けるのであれば海外、留学保険に加入し、設備が整っている、日本人医師のいる病院に掛るの方が良いでしょう。
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【2019年2月1日更新】