もくじ
留学したいけど・・治安が気になる!
ロサンゼルスへ留学したい!でもアメリカは治安が悪く、みんな銃を持っていて、マリファナを吸っている。なんて風に思っていらっしゃる方もまだまだいるようです(笑
事実、ロサンゼルスが日本ほど治安が良いかと言うとそんなことはありません。しかし日本だって新宿歌舞伎町の治安が悪いのと同じように、ロサンゼルスにだって治安が悪いところと良いところがあります。
そこで、ロサンゼルスに住んで13年、ロサンゼルス留学をサポートして7年になる私が、一般的にロサンゼルスと言われている範囲内で、治安が良い地域をランキングにしてみました。また同時に治安が良い地域に属する語学学校も一緒に載せてあります。ぜひ参考になさってください。
ロサンゼルスの治安について
【参考】ロサンゼルス郡警察調べ(英字・外部サイト)
ロサンゼルスの治安について説明します。
実際に住んでいる人に聞いてみよう
まず、上の画像の通り、ロサンゼルスは2013年まで毎年犯罪が減少していましたが、2014年から2016年までは残念ながら上昇しています。一見、この情報を見るだけだとロサンゼルスは危ない!と思ってしまうかもしれませんが、そもそも、人口が増えているので、必然的に犯罪数自体は増えてしまうんですね。
しかし実際に住んでいる我々からすると、そういうイメージはありません。
また、犯罪が増えているのは一部の地域だけで、一般的に留学生が生活圏にするようなエリアは治安が良いエリア。そういう場所はむしろテロからの警備もあり、むしろ治安は良くなっているようにも思えます。
マップで見てみましょう!
【参考】ロサンゼルスタイムス調べ(英字・外部サイト)
ここのオレンジの部分が治安が悪く、悪化しているエリアです。
<犯罪が多い有名な地域>
・サウスロサンゼルス
・コンプトン
・ハリウッド
・ダウンタウン
このような地域に行きさえしなければ、ロサンゼルスで生活する上であまり危険を感じることはないと思います。
ちなみに、この中にあるエリアでハリウッド。ここはダンススクールや語学学校もいくつか存在します。
ハリウッドは治安の良い高級街と、治安の悪いエリアが隣り合わせ。住む場所や行動によっては治安が悪いエリアもあるので、注意が必要です。
治安の良い、ロサンゼルス各地域の特徴と語学学校
それでは、特に治安が良いと思う地域の特徴を書いていきます。上記ではロサンゼルスの統計を見ていきましたが、ここからは日本人の私が住んでみて実際に肌で感じた治安の良い地域をリストしてみました
・ウェストウッド
・サンタモニカ
・ランチョパロスバーデス
・トーランス
の4エリアです。
その地域にある語学学校も合わせて紹介していきますので、とにかくロサンゼルスの治安の良いところで勉強をさせたいという場合の参考になればと思います。
どんな地域かなんとなく想像できるように、ロサンゼルスを東京としたときに、それぞれの地域が日本のどの地域に属するかも書いてみました。
ウェストウッド
警察による犯罪件数の平均報告数:20~30件
アメリカで最も出願数の多い名門校UCLAのあるのがこのウェストウッド。このエリアは富裕層が多く、人口の割には治安も良いエリアです。留学生にとってみると、学生街でもあり、ビジネス街でもあり、ショッピング街でもあるという便利な場所です。またバスの本数が最も多いエリアのため、車がなくても生活しやすいのも嬉しい点です。
<Mentor Language Institute (メンターランゲージインスティテュート) >
ロサンゼルス在住の方や留学生からは、略してメンターと呼ばれています。
このエリアでは最も価格が安く、寮が充実した留学生にやさしい語学学校。また、キャンセル待ちができるほど大人気のTOEFLコースがあり、アメリカ大学進学を目指す留学生にもお勧めの語学学校です。
Mentor Language Institute (MLI メンター・ランゲージ・インスティテュート) 学校詳細はこちら
<English Language Center (イーエルシー)>※閉校
正式名称は、English Language Center、イングリッシュ・ラングエイジ・センターです。会話と文法のレベルが細かく分かれており、それぞれ自分のレベルで勉強ができるのが特徴。同じビルにハリウッドスターのオフィスがあり、良く芸能人に会えるとの噂も!
English Language Center (ELC イーエルシー) 学校詳細はこちら
サンタモニカ
警察による犯罪件数の平均報告数:100件
交通の便が良いですが、この記事の治安ランキングの中では、比較的に犯罪率が高い方です。犯罪率が高くなってしまう要因としては、観光客が多く、盗難や詐欺の被害が多いためです。本来のサンタモニカは富裕層がもっとも多いエリアで、治安も決して悪くありません。普通に生活していれば問題はないのですが、夜の一人歩き、クラブなどに行く際は細心の注意が必要です。
<EC(イーシー)ロサンゼルス校>
サンタモニカの中心にあり、ガラス張りの教室はこれぞサンタモニカといった明るい雰囲気で留学生活が楽しめます。世界的にも大手の語学学校で、4週間毎にカウンセリングがあるなど、目標達成をするためのプロセスがしっかりしており、決して安くはないですが、質には定評のある語学学校です。
ランチョパロスバーデス
警察による犯罪件数の平均報告数:0件
ランチョパロスバーデスはハリウッドスターが避暑地として家を持っていたりします。自然が多く人が少ないため、必然的に犯罪率は低くなり、治安が良い地域です。トヨタ本社がトーランスにあった頃は、治安が良いこの場所に多くの駐在員が滞在していました。
ロサンゼルス留学情報館もこのエリアに5件のホームステイ先と契約していますが、いずれも語学学校への移動時間は、車で10分、歩いた場合は45~60分ほど掛かります。山が多いため、歩いて通うのはあまり現実的ではありません。
<Kings Education(キングスエデュケーション)>
Kings Education(キングスエデュケーション)は、メリーマウントカレッジという大学構内にあるので周りの環境が良く、語学を勉強するには最適な語学学校です。と言うか周りには何もないので、治安良い環境で完全に勉強に集中する人向けの語学学校です。
Kings Education (キングスエデュケーション) 学校詳細はこちら
トーランス
警察による犯罪件数の平均報告数:0件
トーランスはランチョパロスバルデスの隣の地域ということもあり、自然が多く犯罪率が低いです。治安の良いこの地域に多くの日系コミュニティーが形成されており、日本人も好んで住んでいます。
<GEOS(ジオス)>
日系コミュニティーがロサンゼルスでもっとも形成されているエリアなのに、日本人が少ない学校です。
無料のアクティビティも多く、細かく分けられたアクティビティに参加することで、同じ目標を持った友だちも作りやすいかもしれません。このエリアは車がないと生活が不便かもしれません。
治安の悪い場所の見分け方
それでは、治安の悪い場所の簡単な見分け方をお伝えします。一般的に、低所得者が多い地域が犯罪の多い場所といえます。このような地域には絶対に立ち寄らないようにしましょう。
家のドアや窓に格子がついている
バーグラーバーと呼ばれる鉄格子が窓にはめられていることがあります。バーグラーと言うのは、強盗のことです。この強盗が容易に入れないようにするため、バーグラーバーがついているのです。
このバーグラーバーがあるということは、すなわち強盗が多いということを物語っているのです。
道端に多くのゴミが落ちている
道端にゴミを捨てると言うのはモラルが低い証拠です。また、ゴミを漁っているホームレスがそのままゴミを散乱していくということもあります。
落書きが多い
ギャングなどが自分たちのチームの権力を誇示するために、壁にチームの名前を書いたり、落書きをしたりします。このような地域にはギャングが多いので歩かないようにしましょう。
古い車が路駐してある
古い車はセキュリティーが甘く、鍵を開けるのも簡単です。このような車が多い地域は、車上荒らしに会う可能性がぐっと高くなります。
ホームレスのテントが多くある
アメリカのホームレスはドラッグをやっている人も多く、いきなり危害を加えてくることもあります。テントがたくさんあるのですぐわかると思いますが、このような地域には近づかないようにしましょう。
語学学校選びに困ったら?
治安の良い地域は地価も高いので、学費の高い学校がほとんどです。でも中には費用を抑えられる語学学校もあります。
現在の治安状況はどうか、格安でも治安のいい学校はどこか、など最新情報を入手したい場合は、以下より気軽にご連絡ください。
【2019年7月29日更新】